【主人公】
・16歳の少年
・10年前に父親と母親を殺した4人の男への復讐をするために生きている
・生まれつき声が出ない。赤ん坊のような「あー」や、獣のような「うー」のような音しか出せない。
・筆談での情報のやり取りは可能。
・知能は高く、ありとあらゆる暗殺術を身に付け、特に医療・薬品に精通している。
・トップアスリート並みの身体能力を持つが、現実離れした動きができるほどの「とんでも能力」を持っているわけではない。
【主人公の父親】
・父親は元々4人の男によって国家転覆のために雇われていたスパイの一人
・最も頼りにされている存在だったため重宝されていたが、その分知ってはならない情報まで知ってしまった。
・主人公の存在とその母親の存在は4人の男には隠し通しているつもりだったが、母親の情報までは知られてしまう。
・長身で知能が高く、銃の扱いに長けている。
・母親を盾にされ抵抗することなく4人の男によって殺された。
【主人公の母親】
・主人公の父親がスパイのためにA国に潜入した際、同じ使用人という立場で出会った。
・使用人の腕としては最低クラスで、家事全般が元の状態よりもひどくなる不思議な能力をもっている。
・天使のような歌声の持ち主で、聞いたものが皆惹かれるような素晴らしい声の持ち主である。
・元々貧民街の出身で、バーやコンサート等で歌を歌うことで生計を立てていた。
・通りすがりのA国国王も彼女の歌声に惹かれ、使用人として登用することにした。
【4人の男】
・国家転覆のため、それぞれ知略を尽くしてスパイを利用して行動している。
・基本的に他人の命を奪うことに何の感情も持っていない。
・国家転覆は成功し、4人が国を4つに分けて統治することとなる。
・表向きは国家転覆のために動いていたが、真の目的は別のものである。
・登用していたスパイたちのうち、真の目的に気付く可能性がある優秀である者を殺害し、それ以外の者を自分の配下として残した。
【話の流れ】
・主人公は両親の仇を取るために、力をつけてきた。
・4人全員を殺害するためには、自分の存在をいかに隠しつつできるだけ自然に葬る…すなわち「暗殺」の必要がある。
・1人目の殺害を何とか成功するが、残り3人には警戒心を与えてしまう。
・2人目の殺害の際に、存在が認知される。
・3人目は相手の策で、病死のデマを流されて行方が分からなくなり、しばらく時間がかかってしまう。
・4人目は相手も総力を挙げて主人公を狙うが、最後のターゲットのため捨て身で向かう主人公に対して苦戦する。
・主人公の刃が4人目を貫く一歩手前で主人公は絶命する。
・4人目が逆賊(主人公)を倒したことで安心するが、最後には自分たちが消したスパイたちの子孫に囲まれて殺害される。
舞台を現実世界に置いても面白そうですが、何かの能力が使えるように戦闘描写も描くとなるとファンタジー世界の方が映えると思います。
主人公一人では復讐はできませんでした。消されたスパイの子孫たちなどと協力し合いながら、最終的に主人公の死後に目的は達成されます。
が、それも主人公が可哀想ですし生存するようにお話を変えるのもアリだと思います。
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