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「捨てられた犬?との不思議な」物語のタネ


【設定】
・主人公は16歳の女子高生(高校2年生)
・電車通学で毎日朝7時に駅に着く
・書道部
・性格は明るめ、小心者で人見知り

【話の流れ】
 段ボールに入った柴犬が駅前に捨てられていた。
主人公は同情するも自宅がマンションのため、連れて帰れない。
駅前の目立つ場所だし、誰かがなんとかしてくれると思ったが、1日、2日経っても犬はそこにいた。
そして3日目の朝、いよいよ誰かに伝えようとしたところ、犬がこちらに話しかけてきたのだ。



【導入部(例)】
 ある日、駅前広場の片隅に犬が捨てられていた。
時代遅れの「拾ってください」の段ボールの中に佇む柴犬は、雨にうたれながらつぶらな紫の瞳でこちらを見つめている。
「拾ってください」って、良く無責任に捨てておいてお願いできるよね・・・。
可哀想だけど、こんな目立つ場所にいるなら、だれかなんとかしてくれるよね・・・。

後ろ髪を引かれながらも、私は比較的空いているいつもの電車その2に乗り込んだ。

ーーーーーーー<省略>ーーーーーーー

ふと広場を見ると、朝見たままの位置に段ボールがあった。
まさかと思い段ボールに駆け寄ると、中にはあの柴犬がすやすやと寝ていた。
いや、衰弱して横たわっているのか私にはわからない。
この犬はずっとここで1日中何も食べずに過ごしたのだろうか。
少なくとも何か食べたほうがいいのだろうと思い、私は近くのスーパーに向かい、スマホで調べながら食料と思われるものを調達した。

「ごめんね、マンションだからあなたをつれていけないの」

「許して」と喉元まで言葉が登ってきたが、ぐっと堪えた。

ーーーーーーー<省略>ーーーーーーー

3日目の朝、いよいよ誰かに知らせて保護してもらおうと思った矢先、

「おい小娘」

どこからか声が聞こえた。
声のした方に目を向けると、誰も人が居ない。
聞き間違えかと思ったが、下の方から同じ声が聞こえてきた。

「おい小娘、聞こえているか」

声のした場所から判定すると、声の主は柴犬ということになる。
犬が喋るなど、あり得ないと思ったが、
2つの紫色の瞳は、はっきりと私を見つめている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

みたいなお話が浮かびました。
犬は実は犬神様で心が気良い人しか見ることができない~、○年に一度の神が競う祭りでのパートナーを選びに来た~、など
この後の展開は何となく浮かんではいるものの形にするのが私では時間がかかりそうなので、この辺りで投げ飛ばします。
何かパッと来る人がいるとうれしいです。


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