【設定】
・主人公は生まれたばかりの赤ちゃん
・実は前世で自殺したが、記憶もそのまま引き継ぎ即赤ちゃんとして転生した
・前世は４０歳会社員の男性。３５歳の専業主婦の妻と、１０歳の長男、７歳の次男の４人で東京都内の賃貸マンションでの生活
・自殺した主な原因は、家庭と仕事の両立が耐えられなくなったため
・転生した現在の家族は、前の家族とは全く接点のない人物たちであり、住んでいる場所も現在は埼玉県の一軒家である

【話の流れ】
・始めは転生に成功し、何も悩む必要が無い赤ちゃんとしての現状を喜んでいたが、次第に残した前の家族が気になるようになる
・ハイハイができるようになって、ようやく今の親のスマホから地図アプリで前の家族の場所だけ確認できたが、一人で移動ができないもどかしさに思い悩む
・小学生になり、ようやく前の家に立ち寄ることが出来たが、表札の名前が別の人物になっていた
・昔の家族の行方を前世で親交があった人物伝いに調べて、ようやく昔の家族の現住所をつきとめる
・昔の家族に信じてもらうために、父親しか知らないような知らないことを話し、本物の父親であることを納得してもらうが・・・昔の家族が抱いていた感情は”憎悪”であった
・命を絶っても自分は責められるのかと落胆したが、何も話さずに逃げたのは自分であると気付く
・自死に対して後悔しながらも、転生して得た命を前と今の家族にどう活かすべきか、考え悩むことになる

昔の家族への贖罪、今の家族への秘密、それぞれの縁がつなぐ奇跡の家族の物語
・・・の、ようになるのか。自死がキーワードになるため、全体的に暗めになると思います。
最終的には、前と今の家族の両方ともに納得できる形で物語を締められると良いですね。